毎日メールはNG?「ストーカー認定」の境界線 「つきまとい」にあたる6つの言動・行動

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「お仕事お疲れさま」。気になる女性へのメールがストーカー扱い……(写真 : HAteruma / PIXTA)

気になる女性にメールを送っていたら、「ストーカー」呼ばわりされてしまった……。そんな切ない経験をした男性が、ネット上に書き込みをしていました。

片思い中の女性に、1カ月ほど毎日メールを送っていたという男性。内容は、「お仕事お疲れさま」など当たり障りのない内容だったそうです。ところがある日突然、女性から「ストーカー行為はやめてください」と言われてしまい、ショックを受けたとのこと。

メールを送り続けただけでストーカー呼ばわりされるのはあんまりな気もしますが……。淡い恋心からのアプローチがストーカーになってしまう境界線について、中西祐一弁護士に詳細な解説をしていただきました。

これはストーカー行為?

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

A. 嫌がる相手にメールを送り続けて、逮捕されたケースも

意中の相手とメールなどでコミュニケーションをとりたいと思うのは、自然な感情でしょう。しかしメール送信も、あまりに行きすぎれば「ストーカー」となってしまうかもしれません。

「ストーカー規制法」では、特定の相手を待ち伏せたり、見張ったりすることを「つきまとい行為」として規制しています。つきまとい行為を、「相手に不安を覚えさせるような方法」で「反復して」行うと、「ストーカー行為」と判断されます。

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