外国人が「ラーメン」に感じる超高いハードル 慣れていないと注文すらおぼつかない
ご無沙汰しております。 アナスタシアです。ついに待ちに待った2020年が始まりましたね。今年は東京オリンピック・パラリンピックの年。多くの方にとって、思い出に残る年になるのではないでしょうか。
ギリシャはオリンピック発祥の国、そして今回は日本での開催ということで、ギリシャ人で日本人の伴侶を持つ私もとても楽しみです。2004年にアテネで開催されたオリンピック・パラリンピックでは、バレーボールの試合とパラリンピックの閉会式を会場で見ましたが、今でもはっきりとその様子を覚えています。競技だけではなく、海外から日本を訪れる人にとっては、日本という国に触れる、またとない機会になるはずです。
ついにこの味に出会ってしまった
今回の東京オリンピック・パラリンピックでは、埼玉県の三郷市がギリシャのホストタウンとして登録されていて、ギリシャの陸上チームが本番前にキャンプを行う予定です。私も夫と一緒に、三郷市の取り組みに協力させてもらっています。先日も三郷市へ行って、いろいろと打ち合わせをしたのですが、そこで思わぬ出会いがありました。
一通り打ち合わせが終わり、「食事でも一緒に……」という流れになりました。職員の1人がラーメン好きということで、オススメのお店へ行くことになりましたが、そこで出会ってしまったのです、油そばに!
ギリシャ人は濃い味が好きなので、ラーメンよりつけ麺を好む人が多いのですが、私の中で油そばは完全にその上を行っています。一口食べた瞬間、醤油ベースのタレの味がガツンと来て「これだ!!」と思い、一気に食べ終えてしまいました。
ヨーロッパでもラーメンの人気は高まっていて、「毎日ラーメン健康生活」を掲げるユーチューバーのすするさんではありませんが、日本に来たら毎日ラーメンを食べたいと考えている人も少なくありません。スウェーデン人で剣道家の友人は、毎日のように食べたラーメンをインスタグラムに投稿していたので、「ラーメンが好きすぎるスウェーデン人」として、日本の稽古仲間の間ではちょっとした話題になっていました。
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