前場の東京株式市場、日経平均は492円安

中国指標の悪化で下げ加速

 1月4日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比492円30銭安の1万8541円41銭となり、4日ぶりに大幅反落した。都内で昨年1月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比492円30銭安の1万8541円41銭となり、4日ぶりに大幅反落した。昨年末の米国株が下落したことを嫌気し、朝方から主力株中心に売りが先行した。

中東情勢の悪化で米原油先物が上昇。今晩の米株高に期待が高まり、一時は82円安まで下げ渋ったが、取引時間中に発表された中国経済指標の悪化をきっかけにリスク回避の動きが強まり、前引けにかけて円高・株安が加速した。日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。

財新/マークイットが発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2と、景況改善と悪化の分かれ目となる50を10カ月連続で下回った。市場予想の49.0、前月の48.6をいずれも下回った。短期筋にとっては格好の売り材料となり、まとまった先物売りが裁定解消売りを誘った。中国株安に加え、為替が節目の1ドル120円を突破し、円高に進んだことも嫌気された。市場では「今週は米国でも重要指標の発表が多く、手が出しにくい。当面は海外市場にらみの展開となりそうだ」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり213銘柄に対し、値下がりが1640銘柄、変わらずが80銘柄だった。

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