自走式小型ロボはサンタクロースを目指す

見た目は大きな掃除機のようだが……

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サンタクロースにとって忙しい季節がやってきた。プレゼントを時間通りに配達するのは楽ではないが、これからは自走式の小型ロボットの手伝いを期待できるかもしれない。ロンドンの路上でこのほど、この小さな助っ人の走行テストが行われた。

開発企業スターシップ・テクノロジーズのアーティ・ヘインラCEO(最高経営責任者)は、新しいロボットを使えば、顧客の側が商品の配達時刻を設定できると説明。「オンラインで注文すれば、現在のように誰かがドアをノックするのではなく、ロボットが宅配してくれる」と語る。

ロボットの原型である「ドロイド」は、買い物袋2つ分を運搬可能。最寄りの配送拠点から荷物を積み込み、最終目的地に向かう。到着予定時刻は10分単位で指定できるという。

ドローンより受け入れられやすい?

走行テストに居合わせた通行人のピートは「数十年後には道路や空中を、こういうものが動き回っているだろう。ギリギリまでクリスマスの買い物をしない私のような人間にとっては、商品を翌日に入手できるのは確かに便利だ」と語る。

同じく通行人のジェークは、「非常に感心している。小さくて、安全で、未来的に見える。本当に良いアイデアだ」と感想を述べた。

このロボットは環境に優しく、ナビゲーションと障害物回避のソフトウエアを搭載。スターシップによると、監視役である人間のオペレーターが制御することも可能だ。セキュリティ面では、インターネットに接続した9つのカメラのほか、スピーカーやマイクも装備。商品を入れる部分にはカギがかかっており、顧客のスマートフォンによってだけ解錠できる。

アマゾンなどの企業はドローンを使った空中配達の手法を開発中だ。しかし、スターシップのヘインラCEOは「人々は、自分の子供たちが遊ぶ裏庭の上を機械が飛ぶことを好まず、ドローンが社会的に受け入れられるには大きな難点がある。だが、地上で動くロボットはそれほど問題ではなく、安全で可愛らしく見える」と主張している。

スターシップは2016年春、ロンドンや米国の数都市でロボット配達の実証実験を開始予定だ。これにより、サンタはプレゼントの配達に気をもむことが少なくなり、シェリー酒やミンスパイを味わう時間が増えるのだ。

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