人を乗せて飛ぶ「巨大ドローン」がついに登場

体重70キロまでなら5分間飛行可能

シンガポール国立大学(NUS)の学生が、誰もが宙に舞えるマシンを開発している。自前の大きなドローンで飛ぶという、常識外れにも見える野望が、じわじわと実現に近づいているのだ。

 NUSの学生8人のチームは1年をかけて「スノーストーム」 という名の飛行機を試作した。デモ飛行は同国の法律に従い、室内で行われた。

発案者であるNUS講師のイエルク・ワイグルは、空を飛びたいという人々の夢をスノーストームでかなえたいと語る。「ジェット旅客機に乗っても飛んでいる感覚は味わえないが、スノーストームは、飛んでいる感覚を取り戻せるマルチコプターだ」

スノーストームは乗り込んで操縦できるだけでなく、遠隔操作も可能だ。環境にも配慮しており、リチウム充電池3本は太陽光で充電する。最新の試作品の搭載可能重量は70キロで、約5分間飛べる。座席には5本のベルトが付いた安全装具が取り付けられており、操縦者をマシンの中心に固定する。

チームメンバーであるNUSの学生、ワン・ユーヤオは、スノーストームには改良の余地があると説明。 「安全装置の強化や性能安定に加え、操縦をさらに簡単にしなければならない。構造の安定化やパワー強化も課題ではあるが、もっと重い人を乗せても大丈夫なように、いつでもモーターを追加することは可能だ」という。   

 開発チームによると、このマシンは輸送手段としてよりも個人の娯楽向け。空想の産物などではなく、そう遠くない将来に商品化される可能性があるという。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • 360°カメラで巡る東京23区の名建築
  • ブックス・レビュー
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
東大 京大 合格者ランキング<br>平成31回の入試で浮かぶ名門校

平成の31年間に東大、京大の合格者を多く出した学校はどこか。東大王者は不動の開成だったが、京大トップは洛星、洛南、西大和に北野と近年は激戦。ゼロから名門校にのし上がった学校も。勢力図の変遷が透ける各200校リストをご覧あれ。