「ロボット入国審査官」はテロ抑止になるか

フランス企業が入国審査用デバイスを開発

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フランスの工業デザイナーたちが、ゆくゆくは国境警備に用いられるかもしれないデジタルデバイスを開発した。

このロボットキオスクは近いうちに、空港でのチェックインを迅速化する助けとなる可能性がある。フランスの会社タレスは、このデバイスが国境警備隊の役に立つはずだと話す。

「タレスのソリューションのアイデアは、空港内で日々働く国境警備隊員や入国審査官の代わりになるとか、彼らを解雇することが目的ではない。こうしたソリューションは補完的なものであり、すべての国境を越える旅行者が受ける標準的な入国審査に加えられるものだ」と、タレスの製品ライン部長、ニコラス・ファン氏は語る。

タレスのロボットキオスクには内蔵カメラに加えて、旅行者が空港のどこにいても識別できるようにする「デジタルキー」を各旅行者に付与する生体認証機能を搭載したパスポートスキャナーがついている。

「このキオスクは3つのことを行うのに使われるだろう。一つは旅行者が本物かつ有効なパスポートを持っているかの確認。もう一つはたとえば、私がパスポートの所有者だと確認するために、旅行者の顔とパスポート上の写真を照合すること。さらに後の入国審査で使えるように、旅行者の虹彩情報を取得することだ」(タレスの製品ライン部長、ニコラス・ファン氏)。

旅行者の顔の画像は暗号化されたデジタルファイルとなり、スマートフォンの搭乗券に組み込まれるかもしれない。

最近のパリとエジプトでのイスラム過激派の襲撃の後、空港での警備は世界的に強化されている。英国のセキュリティコンサルタント、マシュー・フィン氏はこのデバイスを気に入っている。

「日々より多くの旅行者が国境を超えるようになっており、こうした人々の手続きを行うのに私たちは現在国境働く要員をより賢く活用する方法を見つけなくてはならない。タレスの装置のようなデバイスは、本来なら国境で働くスタッフが行っていたかも知れない、そうした多くの作業を自動化できるという点で非常に有益だ」(オーギュメンティクのセキュリティコンサルタント、フィン氏)。

ただ、人間の国境警備隊や入国審査官が極めて重要であることは変わりない。

「こうした機械や自動が技術には、(旅行者と直接)面談を行うことはできない。つまり、こうしたデバイスや技術が得意とするのは、パスポートの有効性、パスポートが本物だと確認すること、パスポートと所有者を照合し、実際にそれを提示している人の所有物であると確認することだ。しかし、行動指標を調べたり、質問をしたり、国境の前にいる人についてさらに調べるのは得意ではない。」(オーギュメンティックのフィン氏)。

タレスはこのシステムを来年にも実装するために、さまざまな空港と話し合いを行っている。

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