「大人の鼻血」は危険? 高血圧、肝臓病、心臓血管の障害などの可能性も… 実は見逃せない「病気のサイン」

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知りたいことが全部わかる 耳・鼻・のどの病気百科事典
鼻血が出たときに、止血するにはどのようにしたらいいのでしょうか?(写真:aijiro/PIXTA)
「突然、鼻血が出た――」そんな経験、ありませんか?
子どもの頃ならともかく、大人になってからの鼻血には、どこか不安を感じるものです。それでも、「疲れているだけだろう」「すぐ止まったから大丈夫」と、深く気にせずやり過ごしてしまう人も少なくありません。
しかし、耳鼻咽喉科医として長年診療にあたってきた白幡雄一氏によれば、大人の鼻血は単なる傷だけでなく、高血圧や動脈硬化、さらには全身の病気が関係している可能性もあるといいます。
では、放っておいてよい鼻血と、注意すべき鼻血は何が違うのでしょうか。本稿では、白幡氏の著書『知りたいことが全部わかる 耳・鼻・のどの病気百科事典』から一部を抜粋・編集のうえ、大人と子ども、それぞれの鼻血の原因と正しい対処法について解説します。

鼻血に潜む病気などの可能性

大人の場合、鼻血は、傷つけて出る場合ももちろん少なくないのですが、何かしらの病気が絡んでいるという可能性も否定できません。

一般的に全身的な病気として鼻血と関係するのは、高血圧、肝臓病、心臓血管の障害などが多く、局所的な病気だと、慢性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症や鼻アレルギーなどが代表的です。

風邪や花粉症、鼻炎も同様で、また、鼻中隔(鼻の右穴と左穴を分けている軟骨と骨でできている壁)の曲がりが大きいと、狭くなっている方の穴からよく鼻血が出ます。

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