前回、市場には、階級があると言った。市場が機能するためには、情報が重要であるが、情報には生産する側と消費する側があるとも言った。
情報の生産側と消費側の対峙、同時にそれぞれの側が階級社会となっている。この2つが組み合わさる結果、市場は大変なことになる。
情報が正しいかどうか、それが財やサービスの真の情報なのか、噂のようなものの伝聞が広がっているだけなのか、区別がつかない。かつ、真の情報を出すインセンティブがある場合とない場合とあり、このような状況で、エージェント的な問題が階層によって増幅されると、混乱の極みとなる。
経済学では無限を利用して奇麗な理論を構築することが多いが、この場合は、経済主体が無限に増えても問題は解決しない。それどころか、等比級数的に問題は難しくなり、制御できなくなる。
プレイヤーが無限であれば解消される問題ではない
無限になると理論が奇麗になる理由は、情報の問題がなくなるからである。統計的な大数の法則が成り立ち、個々の主体の存在を忘れることができ、全体の平均を考えることで、個々と全体を同一に描写できるようになるからである。
しかし、この場合はそうはいかない。情報がやっかいだからである。




















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