バーベキュー用フォークでスタッフの脚を刺す
2026年3月7日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、デンマーク・コペンハーゲンのレストラン「ノーマ」で働いた元スタッフ35人以上への取材をもとに、過去の厨房での虐待を詳しく報じた。
証言の中には、料理のミスをしたスタッフに対する激しい叱責や人前での性的な侮辱、さらには身体的な暴力があったとするものも含まれている。周囲のスタッフは沈黙を余儀なくされた。記事の中である元スタッフは当時の厨房を「常に緊張が張り詰め、失敗すればキャリアが終わるかもしれないと感じる場所だった」と語っている。
営業中にミスをしたスタッフの脚を、バーベキュー用フォークで刺したこともあったという(ノーマの厨房はガラス張りで、食事をしているゲストからもその様子が見えるようになっていた)。
ノーマを率いるのはシェフ、レネ・レゼピ。店はレストランランキング「世界のベストレストラン50」における5度の世界1位獲得、ミシュラン三つ星と、2024年の通常営業終了まで、現代のファインダイニングを代表するレストランとされてきた。
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【問題は以前からある程度知られていた】
