「構成に違和感」「制度に沿った当然の対応」との公開質問に「おわびして訂正」…バンキシャ"誘導構成"謝罪は何がマズかったか
衆院選の比例代表が、個人名ではなく政党名で投票することから、個人名入りのタスキを着用しないことは「制度に沿った当然の対応」だとし、バンキシャ公式Xへの引用リプライとして、番組側の見解を問うた。
すると、その1時間半後、番組公式は画像で謝罪文を投稿。「名前の入ったタスキはしないのが通常の運用でした」と訂正し、番組側の認識不足により、候補者について「『当選する可能性は低いと思っていたから名前の入っているタスキをしていなかった』との印象を与えるような紹介」をしてしまったと謝罪した。
テレビ番組炎上の原因となる「3つの問題点」
テレビ番組の公式謝罪としては、かなりスピード感ある対応であったが、自民支持者などを中心に、日テレへのバッシングは強まっている。鈴木氏に対して「報道への政治介入だ」とする声も見られるが、“バンキシャたたき”の方が多い印象を覚える。
最近よく、こうした「テレビ番組が『偏向報道だ』と批判を受ける」ケースを見かける。衆院選公示前の1月22日には、MBS(毎日放送)テレビの番組で、自民党や日本維新の会、参政党のスタンスが「強くてこわい日本」と紹介された。
この表現は、ジャーナリストへの取材を基に、番組側がまとめたものだったが、翌日になって「強くて手ごわい日本」という意図だったと釈明し、謝罪している。番組は関西ローカルだったが、スクリーンショットがSNSで拡散し、全国からバッシングが殺到した。
一連の謝罪によって、視聴者からは番組制作側の「質の低下」が指摘されている。しかし、それだけで解決する問題なのだろうか。そこには入り組んだ構造があり、要因としては「質の低下」「監視意識の強化」「『絶対的存在』への厚い信頼」の3点が考えられる。


















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