AirTag"だけ"を紛失すると、回収が困難──位置はわかっているのに戻ってくるまで1ヵ月かかった話

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翌日の朝9時に電話がかかってきた。それらしき製品が見つかったとのこと。レザーケースに入ったAirTagらしきもの。1月15日にキーホルダーとして登録されているという。10桁の管理番号を聞いて、それを警察署に伝えればわかるとのこと。

そこで、ふたたび警察署に電話して10桁の管理番号を伝え、それを元に探してもらう。

果たして、筆者のAirTagらしきものがデータベースで引っかかった。警察署では別の6桁の番号で管理されており、警察署の倉庫に入っているという。出庫して確認してもらえるとのこと。何か自分のモノである証拠がいるとのことなので、シリアル番号を伝える。

翌日、出庫してもらえたがシリアル番号は電池を外した内側にあり、勝手に分解することはできないので、確認できないという。「他に、ご自身のものだとわかる方法はありますか?」と聞かれる。幸い、仕事柄、レザーケースとともに購入した時に写真を撮ってある。それが使えるという。

「こちらから音を鳴らせますよ」とやってみたが、なぜかそのタイミングでは繋がらなくて音が鳴らない。「近くにあるアップルデバイスを経由して通信するので、もしかして近くにiPhoneがないのかもしれませんね」と言ってみるが、「私の私物のiPhoneがあるはずですが」と言われる。状況的には繋がって音を鳴らせるはずだが、肝心の時には動作しない。まぁ、そういうものだ。

平日の朝9時から夕方16時15分の間に窓口に行けばその場で受け取れるそうなので、早速行ってみることにした。鷺沼から東武動物公園前まで片道2時間の旅。ドアtoドアで3時間。近くはないが、紛失したAirTagにふたたび会えるならたやすいことだ。

仕事の調整をして、電車に飛び乗る。こういう時、フリーランスは便利だ。会社勤めだと平日しか受け取れないとなると有給休暇を取ることになってしまう。

AirTagとの再会

初めて降りた東武動物公園駅。東武伊勢崎線と東武日光線が分かれる交通の要衝だ。

急行に乗ること2時間。東京を通り過ぎて、生まれて初めて東武動物公園駅までやってきた(写真:筆者撮影)
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