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「高学歴ばかり」「中高の同窓会かよ」などの声もあるが…チームみらい「お友達政党」批判が"的外れ"なワケ

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インタビューに答える安野氏(写真:時事)

衆院選で中道改革連合が壊滅状態になったのと対照的に、チームみらいが11議席を獲得して躍進した。

社会保険料改革を訴えた独自の公約が注目を集め、ネット上では「うば捨て政策ではないか」との批判も寄せられたチームみらいだが、そのほかにも注目を集めたポイントがある。党首の安野貴博氏や所属メンバーに、東大卒や京大卒といった高学歴が目立ち、大学や過去のキャリアでつながりのある友人・知人が多いことだ。

このため、組織の客観性や多様性を疑問視し、エリート主義的な「お友達政党」ではないかといった批判もある。

だが、初の衆院選で比例代表の得票数が381万票(得票率6.6%)に達し、共産党を100万票以上も上回る支持を集めた。「高齢者の医療費原則3割」発言は、選挙後もSNSで炎上したが、主に20~30代の無党派層の心をつかんだ。

勝因は「政治の質感を書き換えた」ことにある

ポピュリズム研究の枠組みを用いると、チームみらいがなぜ衆院選で多くの支持を集めたのか、その構造がより鮮明になる。彼らの成功は、単なるデジタルツールの駆使によるものではなく、「政治の質感を書き換えた」点にある。

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【「永田町の論理」に染まっていないアウトサイダー】

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