業績予想非開示173社全リスト、「自由化元年」の情報開示“劣化”

定型さえ満たせばよい、という態度を改めさせ、投資家に意味のある情報を出させようという金融庁の意図を酌んだものだ。ただ、「自由化元年」といえる今期に、自由化の真意を理解した開示はごくまれ。
 
 すべて非開示とした一方、「今期は増収増益。営業利益7000億円を確実に上回る」と書いたソフトバンクは真意を理解していそうだが、自由記載を充実すればするほど、ここまで書けるのならば表形式でも開示すればいいのに、という根本的な疑問が湧く。

実は自由化以前から、さまざまな理由をつけて業績予想を開示してこなかった会社は83社ある。うち証券・商品先物取引業者が34社で最大。

情報開示の後退は、株式市場の魅力をますます損なう。


■業績予想非開示173社(1/3)[+画像クリックで拡大]

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 若者のための経済学
  • 不安な時代、不機嫌な人々
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
徹底検証「都心vs.郊外」<br>激動 マンション・住宅

在宅勤務の長期化を受け新しい住まいへの需要が急膨張。想定外の事態に供給業者も対応に追われています。2度目の緊急事態宣言発出という状況下、住宅市場はどう変わるのでしょうか。最前線での取り組みを徹底取材しました。

東洋経済education×ICT