「体力持つ…?」 アラフィフが「5日間で世界一周弾丸旅」に挑んだまさかの結末… 8.4万マイル+αを握りしめ航空券高騰に抗った執念

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ニューヨークのホテルは、ワールドトレードセンター跡地近くのニューヨークマリオットダウンタウン。疲労と時差ぼけで19時には寝てしまい、翌朝3時に目覚める。

アメリカの都市中心部のホテルでは、リゾートフィーの都市版として、ディスティネーションフィーが課されるケースがある。今回は1部屋に対して40ドル徴収された。その代わり、ホテル内のオールデイダイニングの15ドル相当のバウチャーやNYCエクスペリエンス特典などがついている。

後者について調べてみるとホップオンバスやマンハッタンを周遊するクルーズ「サークルライン」のほか、ワールドトレードセンター跡地に隣接した超高層ビル「One World」展望台の入場券が選べる。「One World」は通常なら2人で1万4600円かかるのが無料になる計算だ。

ホテルから見た風景
宿泊したマリオットでは40ドルのディスティネーションフィーを払ったが、超高層ビル「One World」展望台の入場券(2名で1万4600円分)などがついてきたので割安だった(筆者撮影)

宿泊者全員が対象のはずなのだが、ホテルのスタッフもこちらから聞かないと説明してくれないので自己防衛するしかなさそうだ。

シアトルではアマゾンの本社へ

翌朝はニューヨーク在住の友人とグランドセントラル駅で待ち合わせる。1913年に建てられたボザール様式の駅舎は巨大かつ開放的で、来るたびにアメリカの国力を見せつけられる。

この構内にはかつてコペンハーゲンでレストランのランキング世界一に何度も輝いたnomaの創業者クラウス・マイヤーがプロデュースしたフードコートがあったが20年にクローズし、現在はブラッセリーになっている。ここでお茶をしながら話題に上がるのはやはり物価高。旅行者は数日耐えればよいが、現地在住の人には切実な問題である。

グランドセントラル駅
ニューヨークのグランドセントラル駅で現地在住の友人と待ち合わせ。お茶するだけでもこの空間である(筆者撮影)

ニューヨークからシアトルへはアラスカ航空で6時間。シアトルではシェラトンで1泊。こちらのディスティネーションフィーは28ドルだったが、スタバなどホテル内の飲食で20ドル、Uberで10ドル分の割引。こちらは使い方をきちんと説明してくれた。

翌朝ラウンジで朝食を食べていると、ゲストがみなCNNの中継を立って眺めている。ベネズエラ侵攻に関するトランプ大統領の記者会見をやっていたのだ。世界中1人の人間に振り回される国が多すぎるのはどうしたものか……。

THE Spheres
シアトルで第1・3土曜日のみ一般公開されるAmazon本社のThe Spheres。無料だが、時間帯によっては予約が激戦となる(筆者撮影)

日本帰国日の1月3日は、Amazon本社にある球体の熱帯植物園The Spheresが月2回土曜日に公開する日にあたっていた。25年のゴールデンウィークもたまたま公開日だったので訪れたときに妻がいたく気に入ったので、日本時間の午前3時に起きて予約を確保していたのだ。もっとも10時に開館し、12時30分に成田行きが出発するので30分しかいられなかったが……。

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