「体力持つ…?」 アラフィフが「5日間で世界一周弾丸旅」に挑んだまさかの結末… 8.4万マイル+αを握りしめ航空券高騰に抗った執念

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花火が見える部屋をリクエストしておいたので、ビルで遮られてはいるものの、部屋から楽しむことができた。花火は12分で終了し、日本の花火に見慣れた身としてはなぜそこまでの高額を取るのか理解しがたいが、これも「お祭り」価格ということなのだろうか。

翌朝はヴァージン・アトランティック航空のA350-1000でニューヨークへ。エコノミークラスは満席。昨今は航空会社のレベニューマネジメントの精度が向上し、かつてのように「ガラガラ」のフライトに遭遇することが少なくなった。航空会社にとってはありがたい話だが、満席のフライトが続くと、旅行者にとっては厳しい。

機内
ロンドンからニューヨークへはヴァージン・アトランティック航空のA350-1000で。同社のイメージカラーである紫色のライトがキャビンを照らす(筆者撮影)

ニューヨークのJFK空港では、MPC(モバイルパスポートコントロール)のアプリで登録済みということもあり、数分で入国が完了。「アメリカの入国は時間がかかる」という常識は過去のものとなりつつある(ただし空港でのセキュリティーチェックは相変わらず時間がかかる)。

JFK空港で1960年代のアメリカの「未来」を見る

JFK空港ターミナル5近くのTWAホテルをのぞいてみた。1962年に完成した旧トランスワールド航空フライトセンターを改装し、19年に開業したホテルだ。エーロ・サーリネン設計のミッドセンチュリーモダンなデザインの洗練度が際立つ。60年以上の時間が経過したが、デザインの世界で人類はどれだけ進歩したのだろうか。

TWAセンター
ニューヨークJFK空港にあるTWAホテル。62年のターミナルをそのまま活用したホテルは60年代に夢想された未来的な空間のようだ(筆者撮影)

ニューヨークでは、MoMAの敷地内にあるレストランTHE MODERNへ。3コースのプリフィックスランチが115ドルとニューヨークのミシュラン2つ星としては比較的リーズナブルである。とはいえチップも込みだと2万円を優に超えてくる。14時30分という遅めのスタートにもかかわらず店内は満席だった。

THE MODERN
MoMAの敷地内にあるミシュラン2つ星THE MODERNでランチ。谷口吉生による建築はマンハッタンの摩天楼を借景している(筆者撮影)

日本では博物館や美術館内のレストランには火気について厳しい制約がある。万が一を考えているのは理解できるが、通常のレストランと遜色がないTHE MODERNで食べていると、規制緩和できないものかと考えてしまう。

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