その一環として、いなべ工場(三重県いなべ市)を商用車専用工場とすることを明らかにした。これにともない、27年度末をめどとして、いなべ工場で生産している「アルファード」「ヴェルファイア」をトヨタの田原工場(愛知県田原市)に移管することでトヨタと合意したという。
トヨタ車体は、将来の物流ビジネスを支える「次世代商用バン」の開発と生産を進めるとしており、その拠点がいなべ工場になる。
現時点で、トヨタの次世代商用バンといえば、「ジャパンモビリティショー2025」に出展された、「ハイエースコンセプト」や「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」がある。
「ハイエース群」として200系も併売か?
筆者が関係者に話を聞いたところ、「KAYOIBAKOは思想だ」との説明を受けた。
トヨタでは近年、「クラウン」と「ランドクルーザー」を「群(ぐん)」と呼び、駆動方式や車体構造を超えたブランド戦略を打ち出している。
そうした群戦略を商用車に広げるのがKAYOIBAKO思想なのだと、筆者は腑に落ちた。
つまり、ハイエースコンセプトもこの思想の中にある存在であり、構造として見ればガソリン車/ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車/EV/カーボンニュートラル燃料などへの対応が可能となる。
アルファード/ヴェルファイアの田原工場移管が2027年度末めどであることから、ハイエースのフルモデルチェンジは2028年度と見るのが妥当だろう。
一方で、トヨタ車体を通じて200系ハイエースやマイクロバスの「コースター」を生産する岐阜車体工業(岐阜県各務原市)での今後の生産体制について、ニュースリリースはない。
日本での交通事情、住宅事業、また個人事業主や前述のキャンピングカーでの需要などを考えると、現行200系は生産体制を維持する可能性が高いと筆者は見る。つまり、200系と400系の併売である。
そうなれば、200系も「ハイエース群」またはKAYOIBAKO思想の中に組み込まれることになるだろう。いずれにしても、まずは9型の安定した供給が望まれる。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら