「ハイエース」2月に改良も7月に生産停止の真意とは? たび重なる法規対応と「400系」へのフルモデルチェンジの足音

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型式から「200系」と呼ばれる現行モデルは2004年に登場し、今回のマイナーチェンジによって200系として「9型」となる。

Bi-Beam LED ヘッドライト(メーカーオプション)、レーダークルーズコントロール(先行車追従機能、コーナーでの速度抑制機能付き)、ダッシュボードでのカラーデジタルメーター採用など、いわゆる先進装備が拡充したが、車体やエンジンなどクルマの中身に大きな変更はない。

9型「ハイエース スーパーGL」Bi-Beam LED ヘッドライト装着車(写真:トヨタ自動車)

実は、9型が登場する前の時点で、ハイエースはすでに長納期だった。

トヨタは自社ホームページに「工場出荷時期・納車時期の目処について」として定期的に情報をアップデートしているが、記載がある34車種のうち22車種について、具体的な納期を明記せず「詳しくは販売店にお問い合わせください」と記している。ハイエースもそのうちのひとつだ。

そのため、キャンピングカービルダーは取り引きのある地元のトヨタ販売店に問い合わせるのだが、現状では「(9型は)7月末で一旦、生産が終了。その後の詳細がわからない」という回答が戻ってくる。

フルモデルチェンジ(通称400系)はいつに?

では、なぜハイエースを含めた多くのトヨタ車が長納期になっているのか。

トヨタ関係者らの話をまとめると、各種の認証工程に十分に時間をかけており、そこでの遅れが生産や物流などに段階的に影響を及ぼしていると見られる。

ハイエースについては2月に9型としてマイナーチェンジするも、再び認証など法規対応で一旦生産を止める必要があるのだろう。ただし、それがどのような内容なのかについては明らかになっていない。

では、ハイエースのフルモデルチェンジ(通称400系)はいつなのか?

300系と呼ばれる「ハイエース」はボディが大きく、海外向けのみ販売されている(写真:トヨタ自動車)

キーポイントは、三重県にあるトヨタ車体・いなべ工場の生産体制だ。

トヨタ車体は、トヨタグループで商用車やSUVなどを企画・製造している企業で、25年6月27日に「トヨタ車体、将来の商用車開発・生産を強化」を発表している。

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