スノーホワイト(Snow White & the Huntsman)--ドイツは不況か、好況か《宿輪純一のシネマ経済学》

『スノーホワイト』、その名からもわかるように、ベースは「白雪姫」である。ディズニーの物語と考えている方もいるようだが、これはドイツのグリム童話の1つである。最近、主としてディズニー経由が多いが、グリム童話が映画化されることが多い。筆者がざっと思い出してみても、かえるの王さま(プリンセスと魔法のキス)、ラプンツェル、灰かぶり(シンデレラ)、赤ずきん、白雪姫、青ひげなどなど。
 
 白雪姫は何回も映画化されているが、このあとジュリア・ロバーツ主演で『白雪姫と鏡の王女』(Mirror Mirror)という作品が日本では9月から公開される。ちなみに最近、プロ向けの試写会案内状は凝ったものが多いのだが、この『スノーホワイト』は小さな木製のリンゴが入っていた。『白雪姫と鏡の王女』は試写会の案内状の一部が鏡のようになっており、顔が映る。



© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

原題は、Snow White & the Huntsmanとなっている。最近では、映画の対象顧客が男女のいずれかに偏ると観客動員数が落ちる、とも言われており、バランスが考えられたか。

このHuntsmanとは猟師(Hunt+Man)のことである。確かに本作品の中では白雪姫を助ける猟師なのだが、ハンツマンが名前のようになってそう呼ばれている。「本名で呼んでやれよ」と思ったが、その辺から、欧州人の名前(苗字)がスタートしたのか、とも考えた。

さて、今回の『スノーホワイト』だが、基本的には白雪姫である。肌の白さがまるで雪のような美しさを持つスノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、幸せに暮らしていた。しかし、幸せは長くは続かない。スノーホワイトが小さい頃に王妃が亡くなってしまう。父王は絶世の美女ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)を好きになり、結婚することになるが、式の夜に王はラヴェンナに殺害される。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • ポストコロナの明るい社会保障改革
  • 今日も香港から
  • ドラの視点
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。