ランボルギーニと対極「フェラーリ」のポリシー「Different Ferrari For Different Customer」の意味

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フェラーリの市販スポーツカーには、大きくいって2つの傾向がある。

ひとつは「パイロット」といって、レースを楽しむ人のためのモデル。クルマでいうと、高性能のプラグインハイブリッド・システムを持つ「849テスタロッサ」や、ミドエンジンの「296」シリーズがここにあてはまる。

ミドエンジンのレイアウトを強調しつつエレガンスも感じさせる「296GTB」(写真:Ferrari)

もうひとつは「スポーツカードライバ−」向けのモデル。12チリンドリや「プロサングエ」とともに、アマルフィがある。

「スポーツカーのデザインというと、往々にしてマッスル(筋肉)感が強調されますが、アマルフィはエレガンスを強調しました」

「同じようなテーマでデザインされたモデルはあるか?」と尋ねると、「過去にはいい例がある」とミリテッロ氏。

「これみよがしのマッスルを見せなくても、エレガンスとうまくバランスをとってきたのが、往年のフェラーリ車です。すぐ思いつくのは275GTB(64年)で、最近なら550マラネロ(96年)でしょう。最近でもないですが(笑)」

フロントに12気筒エンジンを搭載し古典的なプロポーションを持つ「550マラネロ」(写真:Ferrari)

ミリテッロ氏のフェラーリにおける最初の仕事(モデル)は、「F12」(16年)だったそうだ。

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