米紙ワシントン・ポストのウィル・ルイスCEOが退任-大量人員削減でジェフ・ベゾス氏への批判が噴出
米紙ワシントン・ポストのウィル・ルイス最高経営責任者(CEO)が退任した。同紙が数百人の従業員を削減し、オーナーで資産家のジェフ・ベゾス氏への反発が強まっていた。
7日の発表資料によると、後任には昨年から最高財務責任者(CFO)を務めているジェフ・ドノフリオ氏が、同日付で発行人兼CEO代行に就任する。同氏は元タンブラーCEO。
ベゾス氏は「ワシントン・ポストにはジャーナリズムの重要な使命とたぐいまれな機会がある」とし、「活気ある繁栄の次の段階」に向かっているとの見解を示した。
広告収入の減少と購読者数の低迷続く
ワシントン・ポストは4日、海外特派員や全米各地の記者を含め、全従業員の3分の1を削減した。これに対し、バーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン両上院議員らから非難の声が上がっている。同紙の労働組合ワシントン・ポスト・ギルドは、数百人の組合員が「道理に合わない形で」解雇されたと主張した。
アマゾン・ドット・コムの共同創業者であるベゾス氏は2013年にワシントン・ポストを買収し、必要な投資を通じて事業拡大を進めてきた。しかし近年は、ロサンゼルス・タイムズなど他の主要紙と同様に、広告収入の減少と購読者数の低迷に伴い事業縮小を余儀なくされている。

















