高校野球「7イニング制」導入議論、球児たちはどう思う? ——「暑さ・怪我対策になる」一方で「9イニングやりたい」本音も
高校野球で「7イニング制」の導入が議論されている。
背景には野球人口の減少傾向で部員数に差があることや、選手の障害予防、夏の選手権大会での熱中症リスクへの対策などがある。現場の声を聞いた。AERA 2026年1月26日号より。
日本高野連「継続して議論していく」
一人でも多くの選手が出場できる機会を増やし、投手の健康対策や疲労の軽減にもつながるDH(指名打者)制が高校野球でも導入される。
2026年春の選抜大会からの採用が決まったのは25年の夏のことだ。
これまでも高校野球では選手の障害予防や、こと夏の選手権大会での熱中症リスクに対する施策が取られてきた。
DH制導入もまた、選手の活躍の場を広げる意味合いも含めながら、そういった「対策」への一つのアプローチでもある。
その流れで25年12月5日に開催された日本高野連の理事会では「7イニング制」導入についての報告があった。
25年1月から計10回にわたって実施されたという「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」で議論を重ねて「全ての公式戦での7イニング制採用は、現在の中学3年生が高校3年生となる2028年の第100回記念選抜高等学校野球大会ならびに各都道府県高等学校野球連盟の春季大会から採用することが望ましい」としながら、その経緯や意図が総括(検討結果)として報告された。
検討会議の報告を受けて、日本高野連は7イニング制導入について「継続して議論していく」という。


















