フランス空軍、2晩連続でISの拠点を空爆 オランド大統領は非常事態の延長を要請
ヨーロッパ各地で、国内でイスラム過激派がサイバーテロを起こすことを防ぐために、イギリスはサイバーセキュリティへの出費が2倍近くになることを、またスパイの数を増やすことを発表した。
月曜日、 第2次世界大戦以降フランスで最悪の死者を出した同時テロ後(初めての)政治的な団結を表明する中で、国会議員らは自然に国歌「ラ・マルセイエーズ」を合唱し、立ちあがってオランド大統領に大きな拍手を送った。
「我々は皆、パリ市民だ」
オランド大統領と同じ頃、オバマ大統領はトルコで金曜日の同時テロを「悲惨で、吐き気を催すような後退」と呼んだが、アメリカ主導の連合が成果を上げていることも主張した。また、シリアでの武力衝突を激化させることには慎重であるとも述べた。
ケリー国務長官はパリを訪れ、同時テロの犠牲者に哀悼の意を表し、こう述べた。「今夜、我々は皆、パリ市民です」。
オランド大統領に会う前、アメリカ大使館職員に向けて、国務長官はこう述べた。「今ここで、我々は闘いの最中にいます。同時代の人々の闘いの最中にいるのです。もちろん、我々が戦争状態に入ることをやみくもに決めてはいません」。
オランド大統領は、治安部隊5000人の雇用を創出し、刑務所のサービススタッフを2500人増やし、枯渇した反テロリズム微罪判事ユニットを増強し、2019年まで防衛費の削減を回避する、と述べた。
また、金曜日に宣言した非常事態を3カ月間延長することを議会に要請し、治安部隊に容疑者を捜索し拘留する広範囲な権限を与えることになるだろう、とも語った。