フランス空軍、2晩連続でISの拠点を空爆 オランド大統領は非常事態の延長を要請

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フランス史上最も残虐なテロ攻撃を受け、オランド大統領は非常事態宣言を発令しており、令状なしで逮捕や捜索ができるようになっている。

大統領は火曜日の朝、ジョン・ケリー国務長官に会う予定になっていて、シリアのISと戦うために国際的な大連立に加わることをアメリカとロシアに要請した。

オランド大統領は16日、「フランスは戦争状態にある」 とヴェルサイユ宮殿の厳粛な国会両院合同会議で述べ、テロ攻撃に応じて国内の治安と対テロ法の強化のための資金を増やすことを約束した。

ロシアに対しても支援を要請

マニュエル・バルス首相は、オランド大統領が22日から始まる週にワシントンとモスクワへ行き、アメリカとフランスがバッシャール・アル=アサド大統領と対立するスンニ派のアラブ諸国と連合を組んでいる一方で、ロシアがイランと協力してアサド大統領軍を支援している現況の代わりに、IS打倒の同盟を築くよう強く求める、と語った。

バルス首相は、たとえヨーロッパ財政の債務制限を圧迫することになったとしても、フランス政府はテロリズムとの戦いのために、治安部隊や法執行機関の強化や配備に支出を惜しまない、と語った。

「支出はどうしても超過してしまうだろう。なぜなら、治安警備に割り当てられている財源を他の予算から持ってこれないからだ。我々はこの問題に向き合わなければならないが、ヨーロッパは理解してくれるだろう」と、バルス首相はラジオ局『フランス・インター』で語った。

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