さらに、「はなまるうどん」では1月15日から「麻辣おでん」を発売。シビ辛の赤いスープで食べる斬新なおでんで、麻辣大根、麻辣牛すじ、麻辣ハンバーグなどの7種類の“麻辣具材”も登場し、話題となっている。
このように、チェーン全般の傾向としては、専門店の「スープ春雨」型の麻辣湯の導入だけではなく、既存商品とのブレンド型商品として麻辣湯を再設計するケースが増えている点が特徴的である。
専門店では清湯系のすっきりとしたベースが長らく中心であったが、近年は白湯系スープを基調とする商品が増えている。白湯系を採用する動きは、「バーミヤン」の麻辣湯がヒットしたことが一因として考えられる。
海外の料理をアレンジして大ヒットさせた例は今までいくつも見てきたが、麻辣湯はブームになるまでは時間がかかったものの、火が点いてからの展開スピードは異常である。しかも、どこまでが麻辣湯かわからなくなるレベルのなんでもアリなアレンジで広がっているのが面白い。
客単価向上の一手として機能しつつある
チェーン各社の戦略を総括すると、麻辣湯は単なるトレンドに留まらず、客単価向上の一手としての動きや新たな味のフレーバーの資産となりつつある。
期間限定商品は市場の反応を測る実験場となっており、次のレギュラー化への足掛かりとなる可能性が高い。今後、麻辣湯をどのようにレギュラー化し、各業態の強みと組み合わせていくかが、外食チェーンの判断ポイントになるだろう。
そして、少し気の早い話になるが……麻辣湯が一時的なブームに終わらず、定番になるうえでは、現在進行系で行われている各社施策がどの程度成功するかにかかっていると言えそうだ。
今年はラーメン店においても、麻辣湯を中華麺で仕上げた麻辣系ラーメンが増える予想もあり、しばらくブームは続きそうだ。
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