七宝麻辣湯は創業から5年ほどかけて基盤を固めた後、薬膳効果のあるスパイス、選べる麺・辛さ・豊富なトッピングを特徴として女性比率の高い顧客構成を獲得し、その後の専門店ブームの礎となった。
その後、専門店の出店が増え、麻辣湯は若年層・女性に広く支持される食べ物として定着しつつある。
大手チェーンも麻辣湯系の新商品を投入
この背景を受けて、大手外食チェーン各社が麻辣湯系の新商品投入を活発化させている。
麻辣湯の持つ「辛味」「痺れ」「薬膳」というトレンドは、既存業態との親和性を持たせることで、集客や客単価向上の起点として機能している。専門店が提供する「スープ春雨」型を単純に模倣するだけではなく、各チェーンが自社の強みと掛け合わせる戦略が目立つ。
まずは王道の流れとして、中華ファミリーレストランの「バーミヤン」は専門店に近い麻辣湯を「麻辣湯祭り」として導入し、小籠包・紅白団子入りのレギュラー商品のほか、贅沢に鮑をトッピングした高級志向の一品などバリエーションを揃えている。
「デニーズ」は「麻辣湯麺」として麺の選択肢と複数トッピングを組み合わせることで、専門店の体験をファミレス業態に落とし込んでいる。


















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