〈推し愛〉元ハロプロ「メロン記念日」と"ヲタモダチ"が築いた15年越しの関係→唯一無二のグループは「売れなかったけれどファンに恵まれた」

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1999年実施の「第2回モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション」に合格した4人でメロン記念日が結成された。左から斉藤瞳さん、村田めぐみさん、柴田あゆみさん。限定再結成の期間はX(アカウントは@melonkinenbi25)でメンバーが1日1回メッセージを発信している(写真:アップフロント)
1998年に誕生した「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)。これまでにモーニング娘。などの国民的アイドルを輩出し、Juice=Juiceやアンジュルムなどが連綿と歴史を受け継いでいる。
間もなく30周年を迎えるハロプロの中で、異色のグループだったのが「メロン記念日」だ。2000年のデビューから10年の解散まで、メンバーの卒業・加入もなく結成時の4人で走り抜けた。
昨年1月にメロン記念日は、斉藤瞳さん、村田めぐみさん、柴田あゆみさんの3人でデビュー25周年記念の限定再結成を果たした。大谷雅恵さんは参加を辞退、3人もその意思を尊重した。
メンバーがアイドルという職業から離れていた間に、時代は平成から令和へと変わり「推し活」が身近となった。久々に「推される」側に立ったメロン記念日のメンバー。3人が語る15年越しのファンとの関係性は、現在「推し」を持つ人にも興味深い内容のはずだ。

――10年の解散後に2回ほどハロプロのライブなどでステージに立つことがありましたが、実質15年ぶりの「推される」立場。どうですか?

柴田 ファンの方からの手紙に、「15年前はグッズを買うのにも親の許可を得る必要があったけれど、今は自分で稼いだお金でチケットやグッズを買っている」とありました。「尊い」という言葉しかないですね。

村田 私は11年に引退してから普通の仕事に就いたんですけれど、メロン記念日のことやハローのコンサートで大きなステージに立って歌ったことが私の夢の中の出来事だったのではと思うことがすごくあって。

推す側の皆さんは、自分で稼いだお金を私たちに使ってくれたり、予定を空けて会いに来てくれたりしている。自分も同じ立場になってその意味に気づきました。すごくありがたいです。

「親戚より親戚」なヲタモダチ

――オタク仲間といった意味合いを持つ「ヲタモダチ」を、推してくれるファンを呼称する言葉として使っています。ヲタモダチとの関係性を言葉にしてくれませんか。

村田 親戚とか? 

柴田 「欲しいときに欲しい言葉をくれる」みたいな、モチベーションを上げてくれる存在。

斉藤 私だと「一心同体」。3人とも言いたいことは一緒なんでしょうけれど三者三様で言葉が違う。

柴田 お名前やお仕事を知っている方もいます。

甥っ子が電車を好きだったときに電車の運転手をされているファンの方が気にかけてくださったり、夫(千葉ロッテマリーンズの育成投手コーチ兼二軍投手コーチの南昌輝氏)の現役時代にファンの方が数人でキャンプ地に応援にきてくれたりといったこともありました。

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