「初任給30万でこの程度…?」 「入社7年目でもらっていた額と同じ…」 高給新卒とベテラン勢の悲鳴『現場崩壊のリアル』

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では、どのように育てればいいのか。ポイントは3つある。

(1)小さな達成体験を積ませる
(2)曖昧な指示を避ける
(3)日々の感謝を習慣化する

一つひとつ解説していこう。

まず「達成体験」について。新人が「どうしたらいいか、わからない」と悩む最大の原因は、目標が遠すぎることだ。目標を細分化し、行動計画を作ることで「小さな達成体験」を積み重ねることができる。そうすれば、徐々に自信とモチベーションは上がっていくだろう。

次に「指示の仕方」だ。「いい感じでやっておいて」「なるはやで頼む」は禁句である。曖昧な指示をしている限り、認識のズレはなくならない。部下の成長を阻害する大きな要因だ。

「情報の非対称性」を意識しよう。上司の頭の中にあるイメージは、新人には見えない。「いつまでに、何がどうなっていたら達成か」を具体的に伝えるのだ。

名前を呼んで挨拶し、「日々の感謝」を伝える

最後に「感謝や承認」である。「褒める」よりも「日々の感謝」のほうが100倍大事だ。大きな成果がなくても、「ありがとう、助かっているよ」の一言は言える。名前を呼んで挨拶するだけでも、存在承認になる。これを「アクノレッジメント」と呼ぶ。こういった日々の姿勢が新人のモチベーションを支える土台になるのだ。

新人の給与水準が高騰しているのは、時代の流れであり、もはや既定路線。会社に是正を求めても、短期的に解決することは難しい。

だからこそ上司は、高い給与に見合う人材へと新人を育て上げるのだ。その「ギブの精神」が、今まさに問われていると思う。

【この記事の著者・横山信弘氏への仕事のお悩みを募集します!】本連載では、読者の皆様からのご相談を受け付けています。「困った部下・上司・同僚への対応」や「仕事で壁にぶつかったときの対処法」など、さまざまなお悩みをお寄せください。 ご協力いただける方は、こちらのフォームからお送りください。

横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役社長

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よこやま・のぶひろ / Nobuhiro Yokoyama

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。『絶対達成マインドのつくり方』『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。近著に『トップコンサルタントの「戦略的」勉強法』。

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