それまで、私は中井の街を、あまり見ていなかったのだ。
中井の文化や歴史に触れて、愛着が生まれた
そんな私が、中井の街に目を向けたきっかけがある。引っ越して約半年後の2月に開催された「染の小道」だ。
中井・落合は大正から昭和にかけて染色業で栄え、一時は京都・金沢と並んで日本の三大産地と呼ばれていたそうだ。その文化を守る取り組みの1つが、毎年開催される「染の小道」である。
「染の小道」では、いつも何気なく歩いている街のいたるところに染め物が飾られていた。川に反物が張られたり、商店街に染め物ののれんが掛けられたり。老若男女がその風景を楽しみ、街がにぎわっていた。
私の目には閑静な住宅地としか映っていなかった街に、染め物の文化や歴史があること、それを大事に受け継いでいる人たちがいることを知った。


















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