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「妻が妊娠中に重篤」「小泉進次郎から電話」――元・夕刊フジ編集長、仕事一筋だった"昭和の報道マン"を変えた56歳からの高齢育児

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入社当時(中本さん提供)
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大晦日の着信は「小泉進次郎」から

2023年の大晦日、中本裕己さん(62)の携帯電話が鳴った。画面を見ると、知らない番号からの着信。「誰だろう」と思ったが、そのまま通話ボタンを押した。

「中本さんですか。小泉進次郎です。本、読みましたよ」

中本さんは元・夕刊フジの編集長。現在は産経デジタルが運営する「ZAKⅡ(ザクツー)」編集部の副編集長として、主に芸能関係の記事を担当している。

夕刊フジ最後の日(中本さん提供)
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今から14年前、中本さんは11歳年下の妻と結婚し、2020年に長男が生まれた。この時、中本さんは56歳、妻は45歳。想定外の自然妊娠だったが、子どもは順調に育っていた。当時、世間はコロナ禍真っ只中。ウイルス感染には細心の注意を払っていたが、7カ月目の頃に妻はおたふく風邪に感染してしまう。

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【NICUで鍛えられた「父の自覚」】

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