【冬季うつ】「甘いものが止まらない」「いくらでも眠れる」は危険信号? 幸せホルモンを増やす「朝のバナナ」習慣

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心身の調子が悪いと、わざわざ日光を浴びようという元気が出ないかもしれませんが、カーテンを開けて光の入る部屋にいるだけでも違います。少しの時間からでも試してみてください。

バナナを食べて「幸せホルモン」を増やす

冬季うつやうつ病にも関係している幸せホルモンのセロトニンですが、具体的には以下のような役割があります。

・幸福感を感じやすくする

・緊張などのストレスを感じにくくする

・精神状態を安定させる(恐怖に影響する神経伝達物質ノルアドレナリンや、快楽に関係する神経伝達物質のドーパミンなどをコントロールする)

・睡眠の質を高める(睡眠ホルモンの「メラトニン」の材料になるため、睡眠に影響を与える)

セロトニンは、気分や感情のコントロールに関係していたり、生活リズムに影響を与えたりする物質です。先述した通り、冬場は日照時間が減ることで、セロトニン不足になりやすいですが、日光を浴びる以外にも、簡単にセロトニンを増やす方法があります。

それは、バナナを食べることです。バナナには、セロトニンを体内で生成するために必要なトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6が含まれているからです。

トリプトファンは必須アミノ酸の一種で、バナナの他に乳製品や青魚、卵、大豆などに多く含まれています。そして主食に含まれる炭水化物は、トリプトファンからセロトニンを合成させる際に、エネルギー源となります

ビタミンB6は、トリプトファンからセロトニンへの合成を促進させるはたらきがあります。バナナや鶏ささみ、納豆、魚、ニンニクなどに多く含まれています。

バナナは、「栄養のバランスを考えるのが面倒だな」、「忙しくて時間がない」という方にはとても手軽な食材だと思います。

朝、食欲がない方や、食事をとる時間がない方は、バナナ1本を朝食代わりにしてもよいでしょう。加えて、日光も積極的に浴びたり、軽い運動をとり入れたりすると、セロトニンの分泌が活発になります。

久手堅 司 せたがや内科・神経内科クリニック院長

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くでけん・つかさ / Tsukasa Kudeken

医学博士。気圧予報・体調管理アプリ「頭痛ーる」アドバイザー医師。
「自律神経失調症外来」「気象病・天気病外来」などの患者のニーズに応えた特殊外来を立ち上げ、7000名を超える患者を診察。わかりやすい解説がSNSやメディアで話題を呼んでいる。
著書に『気象病ハンドブック── 低気圧不調が和らぐヒントとセルフケア』(誠文堂新光社)、『不調がデフォな私たちの背骨リセット』(主婦と生活社)、監修書に『面白いほどわかる自律神経の新常識』『毎日がラクになる! 自律神経が整う本』(以上、宝島社)などがある。

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