3回言ってくる覚悟があるかどうかですね--西川光一・パーク24社長(第5回・最終回)

3回言ってくる覚悟があるかどうかですね--西川光一・パーク24社長(第5回・最終回)

--韓国と台湾に進出されていますが、今後も海外展開の計画はあるのでしょうか。

ありません。中国は確かに魅力的な市場です。モータリゼーションが急激に普及していますし、駐車場の整備もまったくといっていいほど追いついていません。しかし、物理的な距離の問題や国家システムの違いという問題もありますし、大手が参入しても失敗するような市場ですからリスクがあります。

ただ、いちばんの大きな理由は日本国内がまだまだいけるということ。国内が飽和状態だったら躊躇なくいくと思いますが、国内に成長余地があるのにわざわざリスクをとることはありません。

実は韓国のGSパーク24も、GSカルテックスという石油会社から強烈なラブコールを受けての進出だったんです。それまでに2回断り、3回目で進出を決意したんですよ。でも、50%ずつのジョイントベンチャーなのでノウハウはたまらない。
 
 どうせ進出するならということで、たまたま当社の監査役が台湾に人脈があったので台湾についても調べました。すると、台湾は親日的だし韓国と遜色ないくらい市場性があることがわかったので、台湾にも3カ月遅れで進出することになったんです。

--実家に呼び戻されたときも、韓国進出のときも、3回目の説得で合意されています。社長を口説きたければ3回粘ればいいんですね(笑)。

最近社内でもその法則がバレているのでしょうか(笑)。先代からはろくに説明も受けず却下されることがあったので、僕はちゃんとした理由をつけて却下するようにしています。だから昔はみんな引き下がっていたのですが、最近みんなめげなくなってきたんですよね。でも、3回言ってくるということはそれだけ思いがあるということですから。

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