「菅田将暉主演『民王』のロケ地に」「ロビーはシャンデリアが煌めく」…東京駅から9分、茅場町にある「知る人ぞ知る"昭和の名ビル"」が格好良すぎた

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当時、帝国ホテルの営業担当者がこの702号室のデザインや調度品を見学に来たという話もあるくらいだ。

思わず北野さんに「ここって、偉い人じゃないと借りられないんですよね……?」と聞くと、「いえいえ、どなたでもご利用いただけますよ」と笑顔で返してくれた。3時間から利用可能で、ほかの会議室より少しお高めとはいえ、この格と雰囲気を考えれば、むしろお得にも思える価格だった。

鉄鋼会館
開閉できる丸型の窓は、室内からのぞくと豪華客船の中にいるような気分になる(筆者撮影)

ちなみにここは、テレビドラマ『民王』のロケ地としても使われたことがあるという。

昭和のフィクサー気分を味わいたい人は、ぜひ一度レンタルしてみてほしい。

続く後編ー茅場町にある「まるで鉄の殿堂なビル」圧巻の内部では、鉄鋼会館の驚きの内部をさらに深堀り。世界初だという、「柱が一本もない大宴会場」など、当時の職人たちの素晴らしい技術を知ることができるエリアに潜入していく。

(編集:高部知子)

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山田 窓 ライター

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やまだ・まど / Mado Yamada

平成元年生まれ。大学時代を京都で過ごす。60年代のビルやバブル時代の都市計画、奈良や京都の仏像など古いもの好きが高じてライターとなる。2020年からウェブサイト「デイリーポータルZ」を中心に執筆している。

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