タイで開催「日本製中古車両」乗り鉄ツアーの裏側 日本人120人が集結、"鉄道旅の面白さ"を再認識

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列車は途中、普段は旅客列車が通らない貨物線を走行。貨物駅でのフリータイムには、参加者が思い思いのポジションから写真を撮影していた。

さらに、「タイならではの風景を走る日本の鉄道車両を、沿線からじっくり撮影したい」という声に応え(筆者も声を上げた1人である)、2日間とも撮影用の車を用意。希望者は桟道橋やダム湖上橋に先回りして撮影を行った。

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なぜ貸し切り列車を運行?

そもそも今回、筆者を含む4人の幹事はなぜタイで貸し切り列車を運行することにしたのか。海を渡った日本の鉄道車両に自分たちが乗りたい、という思いももちろんあったのだが、それ以上に「海外の鉄道旅にも魅力があふれている」ということを多くの人々に知ってほしかったからである。

タイ国鉄 14系 ロイヤルブラッサム
ビハーンデーン貨物駅で小休止する「ロイヤルブロッサム」。その姿を参加者がカメラに収めていた(撮影:伊原薫)
【写真の続き】貨物駅でじっくりと撮影。紺色だった14系客車の車体は深紅に塗りなおされたが往時の面影が残る観光列車「ロイヤルブロッサム」の外観は?
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