YouTubeで顔出し不要でバズる「鉄板ジャンル5選」、定年後71歳シニア男性も警備員バイトから月収60万に大逆転の"秘密"
(5)ブックレビュー
ブックレビュー系で突出したパフォーマンスを出しているチャンネルは複数存在します。その人気ぶりを見ていると、気になる本はまずYouTubeで書評チャンネルを見てから購入を決める、という層が一定数存在していそうです。またブックレビュー系はAmazonアソシエイト、すなわちAmazonの本のアフィリエイトもできます。新しい書籍は次から次へと出てきますので、ネタにも困りません。ビジネス系、自己啓発系もあればスピリチュアル系もあり、クリエイターが好きなジャンルに特化したチャンネルが人気を集めています。
他にも、生活の知恵を集めたライフハック系、PCやスマホ、アプリをレビューしたり、意外な使い方を紹介するIT・テクノロジー系などがあります。
非属人動画のメリットは「何もやらずに済む」
非属人動画はクリエイター本人が出演しないため、極論を言えば制作に携わる必要すらないのです。私は先ほど、15チャンネルを運営していると述べましたが、なぜそれほど多くのチャンネルを運営できるのか不思議に思われた方もいるかもしれません。
私はYouTubeとはほぼ無関係の会社も経営しており、ミーティングや会食で忙しい日々を送っています。それなのに、なぜ15ものチャンネルを運営できるのか?
答えはシンプルです。
先にも触れた通り、「私はほとんど何もやっていないから」です。制作はほぼすべて外注に任せています。また、会社のスタッフがディレクターとして立ち回り、外注の管理も彼らが行なっているので、私はほぼノータッチで運営が進んでいるのです。実際、私が制作に関わっているチャンネルはたった1つだけ。そのチャンネルではナレーターをやっています。
とはいえ、いずれのチャンネルも、最初は全て私が発案したものです。それを担当者に説明して、運営してもらっています。ノータッチと言いながらも、出来上がった動画は何度もレビューし、修正を加え、投稿する際にも必ずチェックします。
「自分」が動画に一切登場しないため、企画や制作、運営の全てを他人に任せられる。これが非属人チャンネルの大きな強み、メリットです。顔出ししている有名なYouTuberでも、自分が出演するチャンネルを同時に15 も運営するのは物理的に不可能でしょう。主役となる人間は一人しかいないからです。しかし、非属人チャンネルでは、この「人間の物理的な限界」を簡単に超えることができます。
収益化したチャンネルがどんどん増えていくことで、収益も比例して伸びていくのです。つまり、「稼ぐ主体」としての「私」が複製されていくわけです。複製された「私」が増えれば増えるほど、収益も右肩上がりに増加していきます。まさに、孫悟空の「分身の術」を現実世界で実現しているようなものなのです。


















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