【中国】「日本批判の報道が連日」「国営TV局が高市首相の風刺アニメ作成」 悪化する《対日感情》…現地で見た"実態"とは
「日本側は繰り返し自国民を欺き、国際社会を誤導している。中国の正常な軍事訓練を『安全保障上の脅威』と煽り、挑発者である自らを被害者に装っている。こうした行為は、高市首相の台湾に関する誤った発言が招いた重大な結果から世論の目を逸らすためではないか。戦後体制を突破し、軍事的制約を緩め、軍国主義の亡霊を復活させる口実を作ろうとしているのではないかとの疑念を抱かせる」
中国メディアは、高市早苗首相の「台湾有事」発言を契機に、揶揄や人格批判を交えた報道を展開している。国営メディアによる風刺アニメや「戦前回帰」論など、政治的・感情的な非難が目立つ。
中国中央電視台(CCTV)はAI生成アニメで高市首相を揶揄し、アメリカに依存する滑稽な存在として描いた。また、批判の歌「搞事的高市」(トラブルメーカーの高市)も登場した。「搞事」と「高市」は中国語で同音語だ。
お茶会の中心話題が「高市早苗の顔相」
現在、中国における高市首相の知名度は非常に高い。ネットには批判が異常なほどにあふれ、揶揄や風刺的な言葉による攻撃も広がっている。
筆者の故郷の福州市では、日常的に茶を飲む習慣がある。友人に誘われて参加した民間のお茶会の中心話題は、驚くことに「高市早苗の顔相」だった。多くの参加者が彼女の顔相を「悪女」と見なして憤慨していた。


















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