松屋が定番メニューとしてカレーを提供し始めたのは1980年代。昭和の洋食屋を思わせる濃厚でどろっとしたカレーは、多くのファンの胃袋を掴み、現在でも根強い人気を保っています。
同社ホームページのタイトルタグにも「牛めし、カレー、定食……」と明記されているほどで、カレーは松屋フーズの中核商品なのです。この強みをより深く磨く形で誕生したのが「マイカリー食堂」です。
1号店をオープンしたのは13年。19年の時点でも店舗数は全国で4店舗のみでした。しかし、松屋フーズにとって転機となる戦略がありました。それが「コラボ店舗」です。20年頃から、同一店舗に、松屋・松のや・マイカリー食堂のいずれか2店舗を併設した店舗を増やすことで、店舗数が爆増。
22年に100店舗を達成し、25年12月現在、159店舗まで増えています。もはや「松屋フーズ第3のブランド」と言っていい存在感でありながら、うち併設店舗が155店舗という、複合化によって規模を一気に伸ばしてきた独自路線が見て取れます。
併設店だからこそ! 選択肢の多い朝食が食べられる喜び



















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