蓮さんは「お医者様病」の女性たちとお見合いするうちに、「もっと自分の仕事に誇りを持っている女性じゃないと会話が合わない」と気づきました。そのタイミングでご紹介したのが、5歳年下の女性医師・夏美さん(仮名)でした。
指導医と研修医、運命的なお見合い
夏美さんは以前、士業の方とお付き合いしていましたが、この彼がとにかくスローペース。結婚に向けて話を進めていきたいのになかなか決断しない。彼女は相当なストレスをためていました。彼女を担当していた別のアドバイザーから相談を受け、私がご紹介したのが蓮さんです。
実は蓮さんと夏美さん、以前同じ大学病院で働いたことがあったのです。もちろん、私はそんなことは知りません。お見合い前に蓮さんに夏美さんのプロフィールをお見せしました。蓮さんは写真の顔に見覚えがあったようで、経歴を見て気づきました。
一方、夏美さんは気づいていませんでした。というのも、二人が出会った当時、夏美さんは研修医でした。研修医は数カ月ごとにさまざまな診療科を回るシステムになっています。そのローテーションの中で、夏美さんの指導医となったのが、なんと蓮さんでした。しかし、夏美さんは学ぶ立場ですから、非常に緊張して余裕がなく、当時は「ただただ必死だった」そうです。
蓮さんが指導医として担当したのはわずか数カ月間でしたが、蓮さんは夏美さんが患者さんと接する様子をずっとそばで見て、「優秀でまじめで感じのいい女性だな」と思っていたとのこと。ただ、そこには厳然たる師弟関係があり、個人的な関係に発展することはなかったのです。


















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