快活CLUBでリモートワークは"本当にアリ"なのか?→ブース席3時間1300円で利用してみて判明した「想定外の結末」

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だからこそと言うべきか、「サクサク動くパソコンは素晴らしいな」と感動した私だが……これをプラスしても、やっぱりちょっと快活では「働きにくい」と感じてしまった。まずキーボードの大きさが慣れない。ブース席は電気をつけても暗いので目が疲れる。眠気も誘発しやすい。他の利用者の咳の音や、あくびの音も気になった。

蛍光灯をつけた状態のブース席
蛍光灯をつけた状態のブース席はこんな感じ(筆者撮影)

快活CLUBは店舗によって、店内の構造や設備に違いがある。照明や蛍光灯の明るさもそうだ。それぞれの店舗、それぞれの席によって、快適さに少なからず差が生じる。よってテレワークで快活を利用する際は「店舗選び」と「座席選び」が重要になるだろう。

その一方で、快活には漫画の新刊など“誘惑”も多い。煩悩にまみれた私には、ツライものがあった。特に周りの人たちが漫画に没頭している様子を横目で見ると、「ちょっとくらい自分も休もうかな」とささやく悪魔が、「仕事を頑張るぞ!」と張り切る天使と、真っ向から対立、葛藤を生んだ。人間の意思決定は環境に左右されるが、誰しも経験があるとおり、近くに漫画がたくさんあると緊張感やモチベーションがそがれていく……。

カフェの代わりに利用は全力で“あり”

あれこれとネガティブなことも書いてしまったが、いつも使っているノートパソコンを持ち運べる人や、どんな環境下でも働ける人であれば、カフェで1杯のコーヒーを頼んで長時間粘るよりも、快活CLUBで働くという選択は“全力であり”だろう。

例えば私が利用した店舗では、オープン席が3時間840円。ブース席が1300円で利用できる。この低価格でドリンクバー付き。ソフトクリーム食べ放題。スマホの充電もできるし、気晴らしに漫画を読むこともできる。ブース席ならリクライニングで仮眠を取ることができるし、店舗によっては(有料ないし無料で)シャワーも使える。

快活CLUBはリモートワークではなく、気分転換や出張時の休憩に大いに利用したいと思う!

ソフトクリーム
ソフトクリーム食べ放題はありがたい(筆者撮影)
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