快活CLUBでリモートワークは"本当にアリ"なのか？→ブース席3時間1300円で利用してみて判明した｢想定外の結末｣

そういえば会社員として働いていた頃、私の会社では血で血を洗うような「エアコン争奪戦」が繰り広げられていた。寒がりな人と暑がりな人。みんなが納得できる温度調整は難しい。快活CLUBもこれと同じなのだろう。入店から30分後には「お、この温度ならいける！」といった室温に変わったが、そこから30分後には再び暖かくなった。この点は快活CLUBで働く上での“弱み”かもしれない。

脱いだ服はハンガーにかけて吊るした。ちなみにブース席の扉部分は透明なアクリル板。店内ではブランケットなどを使い、扉部分を隠している人も散見された（筆者撮影）

人生初の快活ランチ1600円。正直な感想

入店から30分で「ここで仕事するのは自分に合っていない気がする」と弱音を吐いた私だが、大きく深呼吸して、気分転換で、ちょっと遅めのランチを頂戴することに……。担当編集者さんから「快活の神メニュー」を事前に教えてもらっていた私は、パソコン画面から税込み1100円の『トルコライス』と、税込み500円の『細切りポテト バター醤油』を注文。

人生初の快活ランチは総額1600円（筆者撮影）

なんと注文からわずか10分後に店員さんが食事を持ってきてくれた。スピード感ある提供に感動しながら、まずはトルコライスを口に入れてみる……うん、思ってたよりも3倍くらい美味しい！ お肉はサクサクの揚げたて。パスタも熱々で味もうまい（チャーハンはしっとりめで“普通”といった感想）。チーズとタバスコで味変でき、ボリュームたっぷりな点もグッドポイント（あまりに量が多いため、最終的に1/3くらい残してしまった）。

次に私はネットで「神ポテト」と大絶賛されているポテトを口に入れた……が、おそらく期待値を上げすぎていたのだろう。確かに美味しかったが、個人的にはマックのポテトの方が好きかもしれない。

またこれは私個人の願望なのだが、快活のメニューは「ザ・炭水化物」といった料理ばかりで、緑黄色野菜を使ったサラダ系のメニューがないのは少し残念（一応、ポテトサラダはあるけれども……）。