節電のためにネガワット取引のようなものも検討している-中部電力社長が会見

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この地域の皆さんの意識は非常に高い

--先程、トヨタによる自家発電の強化は織り込んでいないということでしたが、今後、多くのメーカーが節電に協力していくことも予想されます。メーカーによる追加の節電量がどのくらいになると考えられますか。

多くの企業が節電を強化していくと考えられますが、どのくらいになるかは、今の段階ではわかりません。

--関西電力は「どのくらい節電が見込めるか、という試算を開示すると、その数字が一人歩きし、節電努力が緩む懸念がある」という理由から、節電見込み量をなかなかオープンにしなかった経緯があります。今回、定着した節電努力で60万キロワット、と数値を明らかにしましたが、節電努力が緩むとの懸念はありますか。

この地域の皆さんには昨年も、非常に意識高くやっていただいたと思います。緩むというふうには考えておりません。

※水野社長は4月12日撮影

(山田俊浩 撮影:和田英士 =東洋経済オンライン)

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