映画「国宝」、実写邦画の国内興行収入首位に/22年ぶりに首位が入れ替わり/興行収入は173.7億円、観客動員数は1231万人
映画「国宝」の国内興行収入が24日時点で173億7000万円を突破した。2003年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の173億5000万円を抜き、実写邦画の国内興行収入の首位が22年ぶりに入れ替わった。
発表によると観客動員数は1231万人という。歌舞伎役者として芸に身を捧げた男の一生を描いた国宝は、6月に公開され、色鮮やかな映像美や鬼気迫る歌舞伎シーンなどが話題となった。英語字幕版の上映や李相日監督らによる副音声ガイド上映など外国人やリピーター向けの施策も打ち出し、観客動員数を伸ばした。
国宝はソニーグループの音楽事業傘下のミリアゴンスタジオが企画・プロデュースを担い、東宝が配給した。10月以降、台湾や香港など海外市場でも公開が始まったほか、26年初めに北米でも本格公開が始まる予定。
著者:古川有希
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