「慢性疲労」に「免疫力の低下」…深刻な"不健康の連鎖"につながる足の【冷え・むくみ】を改善する方法

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「冷え予防・改善のための沖倉流筋膜はがし」を紹介しますので、足の冷えに悩んでいる方は、ぜひ取り組んでみてください。こちらを、左右やることをおすすめします。

(出所:『筋肉のつながりを知れば「肩こり」と「腰痛」は自分で解消できる』より)

※外部配信先ではイラストを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

足のむくみに潜む「静脈瘤」や「血栓」のリスク

「なんか最近、足がむくんで、太く見える……」

『筋肉のつながりを知れば「肩こり」と「腰痛」は自分で解消できる』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

特に、デスクワークで座りっぱなしの方や、家事などで立ち仕事の時間が長い方などは、このような足のむくみで悩んでいることが多いように感じます。足が太く見えるということで、お悩みの女性も多いのではないでしょうか。

ただ、このような足のむくみには、単純に容姿が崩れるというだけでなく、血液の流れが滞りやすくなり、血管がこぶのようにふくれる静脈瘤や血栓(血のかたまり)のできるリスクが高まります。

血栓ができると心不全などの死に至る病が引き起こされやすくなるといわれているため、無視していい状態ではありません。

むくみは、体の奥を通るライン(ディープコアライン)上にある、ふくらはぎ側にある筋肉(後脛骨筋)の癒着をとることで改善が期待できます。足の疲れなどの改善にも効果が期待できるものなので、気になる方はぜひ、下のイラストを参考にして、試してみてください。

ただし、なかなかとれないむくみは、心不全や腎不全、肝硬変といった、生死にかかわるような重大な内臓疾患のサインである場合もありますので、注意が必要です。もし、「足のむくみを解消するための沖倉流筋膜はがし」でもとれないむくみが長く続いている場合は病院へ行き、医師に相談するのがよいでしょう。

(出所:『筋肉のつながりを知れば「肩こり」と「腰痛」は自分で解消できる』より)
沖倉 国悦 理学療法士

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おきくら くによし / Kuniyoshi Okikura

理学療法士、治療家育成講師、整体師、サンミュージック所属1979年埼玉県生まれ。理学療法士として16年間勤務する中、リハビリスタッフ130名を超える病院で係長も務めた。原因不明の痛みやこりに向き合う中で、テコの原理を応用した独自の手技「六層連動操法」を開発。現在は表参道に整体院を構え、重症患者の施術を行うほか、整体技術「六層連動操法」を普及させるため、セミナー講師として東京・大阪で活動している。また、ハワイでの人体解剖実習を主催し、理論と技術の指導にも力を注ぐなど、治療家教育にも定評がある。YouTubeチャンネルは登録者数1.3万人を超え(2025.10月時点)、著書『六層連動操法―痛みゼロの最新筋膜リリース』(かざひの文庫)はAmazonベストセラー第1位を獲得(カイロ・整体部門)。

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