「コンプラ問題」渦中のアコーディア社長が公の場で説明、太平洋クラブの支援は推進も、PGM主導の経営統合にはNO

PGMとの経営統合問題については、「ゴールドマン・サックスが当社の大株主だった時代から、いろいろな形で水面下では話があった」と竹生社長は説明。ただ、「震災後のPGMの決算(2011年12月期)と今回のアコーディアの決算(12年3月期)を比べると、震災前より財務体質などの差が大きく出ている。PGMは平和が新しい親会社になったのでこれからどう変わっていくかはわからない。私どもとしては今の段階で経営統合にノーというつもりはないが、アコーディアのほうがかなり優位であると考えている」(竹生社長)と、PGM主導で経営統合が進むことを牽制した。

もっとも、アコーディアでは、取締役会で設置した「指名委員会」と、秋本専務や大株主オリンピア(PGMの親会社である平和の100%子会社)などが結成した「アコーディア・ゴルフ株主委員会」が、それぞれ、取締役・監査役候補者を指名・推薦する意向を表明。指名委員会は5月21日をメドに候補者を指名予定であり、株主委員会はすでに4月26日付で候補者を公表済みだ。

アコーディアが竹生社長の説明した路線を進むことができるのか、あるいは、PGMとの経営統合に進むのかは、6月末に予定されている株主総会までにどのような経営陣が選ばれるのかに左右されそうだ。

◆アコーディア・ゴルフの業績予想、会社概要はこちら

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※写真は2011年6月撮影

(大滝俊一 撮影:尾形文繁 =東洋経済オンライン)

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