【スマホの弊害を回避する!】平均10.6歳でデビューする子どもの「塾通い」「緊急連絡用」問題を解消する納得の代替手段

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スマートフォンを使う子ども
保護者が子どもにスマホを与える理由を分析し、安全な代替手段を提案します(写真:Taka/PIXTA)
「スマホはトラブルのもと」。弊害を理解していても、子どものスマホ所持開始の平均年齢は10.6歳と低年齢化しています。本稿では、『スマホで受験に失敗する子どもたち』より一部抜粋のうえ、合理的で安全な代替手段をご紹介します。

なぜ子どもに「トラブルのもと」スマホを持たせるのか

スマホがトラブルのもとになりがちなのはわかっていても、ほとんどの場合、子どもたちはスマホを持つようになります。ではなぜ、保護者はスマホを持たせるのでしょうか。

NTTドコモモバイル社会研究所の「2023年親と子の調査」(2023年11月)によると、子どもにスマホを持たせた理由は、「緊急時の連絡」「子どもから欲しいと言われた」「子どものいる場所把握」が、上位を占めています。

小学生からスマホを持たせた家庭では、「緊急時の連絡」が最多であり、男女で比較すると、「子どもに欲しいと言われた」が、女子の方が男子より10ポイント高くなっていました。女子は男子より精神的に成熟していることが多く、スマホも先に持ちたがることが多いのです。

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