【スマホの弊害を回避する!】平均10.6歳でデビューする子どもの「塾通い」「緊急連絡用」問題を解消する納得の代替手段
中学生からスマホを持たせた家庭では、「緊急時の連絡」が最多だったものの、「子どもに欲しいと言われた」も4割以上となっています。また女子は「友達が持ち始めた」も4割以上でした。
同調査によると、スマホの所持開始年齢は平均10.6歳であり、男女ともに中学生になるタイミングの12歳が最多となっています。次に多いのが女子は11歳に対し、男子は13歳と若干女子の方が所有開始年齢は低くなっています。
周囲で聞いた範囲でも、さまざまな調査を見ても、「中学生になったらスマホを買う」と約束している家庭は多く、進学のタイミングで購入し、持たせる例が多いのです。卒業時に進学先がばらばらになるタイミングで持つと連絡先の交換もでき、行動範囲が広がる中学生からというのは、タイミング的にもよいと判断されるためでしょう。
小学校高学年から持ち始める場合は、中学受験のために塾に通い始め、送り迎えの連絡のためという理由が多いようです。それより幼いうちから持つ場合は、両親とも働いており、連絡のために持たせるという例が多めです。
つまり、保護者は緊急時の連絡用に持たせたいと考え、子ども側は友達みんなが使っているから、楽しそうだからなどの理由で持ちたいと考えます。そして、塾通いや電車での通学など駅までの送り迎え、部活動などの連絡用、周囲がみんな持っていて自分だけ持たないと不都合が起きるなど、保護者や周囲と連絡を取る必要が出てくることで持ち始めるというわけなのです。
学校内への持ち込みは「原則禁止」だが…
一方、文部科学省は、「携帯電話は、学校における教育活動に直接必要のない物であることから、小学校・中学校どちらにおいても、学校への生徒の携帯電話の持込みについては、原則禁止とすべき」と通達しています。


















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