「サウジアラビア」に行ったら"イメージ真逆"の最先端都市と絶景が広がっていた 2030年の万博・2034年のFIFAワールドカップ開催地

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ジェッダ旧市街の「キャット・フィーダー・ステーション」
ジェッダ旧市街の「キャット・フィーダー・ステーション」(筆者撮影)

最後に猫好きの方へ。サウジアラビアでは町なかのいたるところで猫がのんびりくつろいでいる。猫はイスラム教の信仰とも結びついていてとても大切にされている。ジェッダの旧市街では行政が設置した猫用のフードスタンドが各所に置かれ、猫が食事をしているのが目に入る。猫にもおもてなしが徹底されているのだ。

2034年にはFIFAワールドカップが開催予定

近年急速に変貌を遂げるサウジアラビアは5年後、「国を挙げたおもてなし」で世界から万博見学者を迎え入れるであろう。そしてさらにその4年後、2034年にはFIFAワールドカップの開催も決まり、世界中のサッカーファンが集うことになる。今後10年、サウジアラビはもっとも「アツい」国になりそうな予感がする。

ジェッダ国際空港の巨大水槽
ジェッダにある国際空港の巨大水槽。紅海の魚たちが泳ぐ(筆者撮影)
ジェッダ旧市街の伝統的な建築
ジェッダ旧市街の伝統的な建築(筆者撮影)
ジェッダの噴水
薄暮の紅海に噴き上がるジェッダの噴水(筆者撮影)
佐滝 剛弘 城西国際大学教授

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さたき よしひろ / Yoshihiro Sataki

1960年愛知県生まれ。東京大学教養学部教養学科(人文地理)卒業。NHK勤務を経て、高崎経済大学特任教授、京都光華女子大学教授を歴任し、現職。『旅する前の「世界遺産」』(文春新書)、『郵便局を訪ねて1万局』(光文社新書)、『日本のシルクロード――富岡製糸場と絹産業遺産群』(中公新書ラクレ)など。2019年7月に『観光公害』(祥伝社新書)を上梓。

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