アコーディア“お家騒動”で新展開! 今度は「株主委員会」が役員入れ替えを提案

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また、今回設立された株主委員会に名を連ねているのは、同社株を1.8%保有する大株主のオリンピア(兼次民喜社長)、秋本一郎専務、法人・個人の匿名株主6名。オリンピアは、社長の疑惑について、アコーディア・ゴルフの監査役会に最初に情報提供を行った大株主であったことが、今回明らかにされた。株主8名の持ち株数合計2万0957株は、アコーディア・ゴルフの発行済み株式総数105万3118株の2%に当たる。現状の持ち株比率では影響力は限定的と見られるが、「株主委員会のホームページを開設し、賛同してもらえる株主を募る」(中川弁護士)意向だ。

一方、会社側は、株主委員会の会見に先立つ26日午前、「当社における調査の状況等について」と題するリリースを発表。現・社外取締役である片山氏、蟹瀬誠一氏、澤田勲氏の3名からなる特別コンプライアンス委員会(委員長は片山氏)が、社内取締役の接待交際費の利用について調査中であり、5月初旬をメドに一定の報告を行う旨を明らかにした。

6月の株主総会に向けて、風雲急を告げるアコーディア・ゴルフのお家騒動。まずは5月上旬に予定されている2012年3月期決算発表の場などで、竹生社長をはじめとする経営陣が今回の一連の騒動をどう説明するかが注目されそうだ。
(大滝俊一 =東洋経済オンライン)

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