「ドレスを着たトランプ?」高市早苗氏への本音、在日外国人識者たちが語る日本移住の"潮目の変化"
ストリーマー兼エンターテイナーのアイザイア・パワーズ氏は、世界中の視聴者と彼の日本での生活を共有している。彼は川崎に住んでおり、日本に来て15年になる。高市氏に対する彼の最初の反応は興奮だった。
「女性の首相が誕生するというだけで、歴史的なことだと感じる」と彼は言う。「妻が小泉氏よりも良い演説をしたと言っていたので、私はInstagramに投稿した」
しかし、興奮はすぐにさめた。
「多くの外国人仲間からコメントが寄せられた。彼らは彼女の政策や反外国人感情について心配していた。その後、『ドレスを着たトランプ』という言葉を聞くようになった。強制送還や家宅捜索について考えずにはいられなかった」
日本移住は勧めない
そして、彼は「神聖な鹿」のコメントについて調べた。
「彼女は鹿を蹴る外国人を罰したいのだろう? それはオーバーツーリズムをめぐる不満と一致している。一部の観光客はどのように振る舞うべきかを知らない。しかし、ほとんどの日本人は観光客と居住者の区別ができると思う」
彼はまだ直接的なプレッシャーは感じていないが、兆候は見てとれる。そして、これから日本に住もうとする外国人へのアドバイスは明確だ。
「今、日本に移住することは勧めない。15年前のような機会はない。為替レートやワークライフバランスを考えると、ここに住むのに苦労するよりも、年に数回訪れるほうがいい」
無料会員登録はこちら
ログインはこちら