東洋経済オンラインとは
ライフ

OpenAIとハーバード大、ChatGPTユーザー7億人利用分析で判明。AIは作業ツールから意思決定を助ける相談相手へ

4分で読める
  • 石井 徹 モバイル・ITライター

INDEX

ChatGPTをどう活用しているのか、OpenAIとハーバード大学が研究を発表した(筆者撮影)

世界のChatGPT利用者が7億人に達した。ユーザーはこの生成AIをどんな場面で活用しているのだろうか。OpenAIとハーバード大学の共同研究が、これまでにない大規模データでその実態を明らかにした。

調査結果は意外だった。ChatGPTは単なる作業の下請けツールから脱皮し、人間の判断を支える相談役へと変貌を遂げていた。

人の目を一切通さない分析の工夫

研究対象は週間アクティブユーザー7億人の行動パターンと150万を超える会話データだ。ただし研究手法には独特の配慮があった。

「人間の研究者は誰一人、ユーザーのメッセージを見てはならない」。チームが自らに課したこのルールを実現するため、AIでAIを分析する手法を編み出した。

手順はこうだ。まず「プライバシーフィルター」と名付けたAIが会話から個人情報を完全に除去する。次に、匿名化済みのテキストを別のAIが「業務用途」「情報収集」といったカテゴリに振り分ける。研究者が触れるのは統計数値のみで、個人の会話内容には一切アクセスしない。

ChatGPTは最も使われているAIアプリの地位を保ち続けている(筆者撮影)

次ページが続きます:
【利用の中心は「仕事以外」】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象