巨大フェリーが目指すは「志布志市志布志町志布志」 やや中途半端なターミナル港発着で「さんふらわあ さつま・きりしま」がしっかり儲けている訳

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「さんふらわあ」大阪~鹿児島航路の船旅は、「乗り心地よし・空間が快適」であることが嬉しい。

総トン数1万3659トンの大型フェリーは、難しい説明は省くが「ドーンと大きいから揺れも少ない」。かつ船内は、吹き抜けの開放的なフロアと快適なベッドがあり、「さんふらわあ さつま・きりしま」は、まさに「海上を動くホテル」。ひと晩寝れば疲れも取れ、翌日の観光・ドライブに万全な体調で挑める。のが、長距離フェリーの船旅のメリットだ。

名物の「さんふらわあカレー」

そして、「さんふらわあ」に乗船したからには、名物の「さんふらわあカレー」をお勧めしたい。

さんふらわあカレー
さんふらわあカレー。「さんふらわあ ごーるど」で撮影(筆者撮影)
さんふらわあ さつま・きりしま バイキングのイメージ画像
さんふらわあ さつま・きりしま バイキングのイメージ画像(画像提供:商船三井さんふらわあ)

このカレーはスパイスの風味が優しく、お肉も大人から子どもまでという満足感を味わえる一杯だ。常連客の中には「カレーを食べなければ、『さんふらわあ』に乗った気がしない」という方も多く、夕食に食べてハマった方が、レトルト版の「さんふらわあカレー」を多量に購入、お土産に持ち帰ることも。

カレーは昔から船員の食事の定番ということもあり、長距離フェリーは各社とも、個性派の一杯を提供している。ここは「さんふらわあ」各航路(レストランがない船もあるので注意)と同様に、各社の「長距離フェリーのカレー」をめぐるのもよいだろう。

宮武 和多哉 ライター

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みやたけ わたや / Wataya Miyatake

バス・鉄道・クルマ・駅そば・高速道路・都市計画・MaaSなど、「動いて乗れるモノ、ヒトが動く場所」を多岐にわたって追うライター。政令指定都市20市・中核市62市の“朝渋滞・ラッシュアワー”体験など、現地に足を運んで体験してから書く。3世代・8人家族で、高齢化とともに生じる交通問題・介護にリアルに対処中。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅(既刊2巻・イカロス出版)など

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